王子HD 60億円投じベトナムとマレーシアで段ボール新増設

王子HD 60億円投じベトナムとマレーシアで段ボール新増設

王子ホールディングス(本社:東京都中央区)は、段ボールの需要が増加しているベトナムとマレーシアで合わせて約60億円を投じ、それぞれ新工場の建設および既存2工場の拡張を決めた。
ベトナムではハナム省ドンバンⅢ工業団地に新工場を建設する。投資額は約30億円で、2019年7月に営業開始の予定。今回の新工場はベトナムにおける5カ所目の段ボール拠点で、東南アジア・インド地域におけるパッケージング拠点としては30カ所目となる。
マレーシアでは中部地区の2工場で敷地内で生産能力を増強し、事業基盤の強化を図る。これに伴い2工場の生産能力は現状のほぼ2倍となる。合計投資額は約30億円で、両工場とも2018年12月に新設備が稼働する予定。