オムロン 中国の制御機器の第2工場を増設

オムロン 中国の制御機器の第2工場を増設

オムロン(本社:京都市下京区)は、制御機器の生産を手掛けるオムロン上海有限公司(所在地:中国・上海市)に、第1工場に続く第2工場(以下、OMS第2工場)を増設する。中国の製造現場における旺盛な自動化需要に伴い拡大する制御機器需要に応える。
OMS第2工場を増設し、2020年時点で中国で2017年度比2倍の生産能力を確保し、中国を中心にグローバル需要が増大する光電センサーや近接センサーなどのファクトリーオートメーション用制御機器を増産する体制を構築する。また、第1工場内には産業用ロボットの生産ラインを新設し、拡大する中国の産業ロボット市場に対応する生産体制を整える。
OMS第2工場への投資金額は10億円(建物改修4億円、設備投資6億円)、工場規模は延床面積9102平方㍍(第1工場は1万4612平方㍍)。生産能力は月産170万台(2020年度時点のセンサー本体の生産数)、生産品目は主力センシング機器(各種光電・近接センサー等)。2018年7月から稼働開始する。