東京特殊電線 フィリピン子会社が本格操業開始

東京特殊電線 フィリピン子会社が本格操業開始

情報・通信ケーブルおよびケーブル加工品などを手掛ける東京特殊電線(本社:東京都港区)は9月18日、フィリピンの子会社TTI LAGUNA PHILIPPINES INC.(以下、TLP)に2017年12月、300万米ドルの増資を実行し、フィリピン・ラグナ州に新工場を立ち上げ、2018年6月に一部、配線材のフレキシブルフラットケーブル(FFC)製造ラインで稼働を始め、8月から本格的な操業を開始したと発表した。
新工場の延床面積は約3000平方㍍で、新設設備により本格的なケーブルの製造を行う。既存工場の延床面積は約1000平方㍍で、労働集約的なケーブル加工を行う。既存工場と新工場に工程を振り分けることで生産効率を向上し、生産能力並びに収益力の向上を図っている。