マツダ 20年にRE搭載の電動車発売 独自の戦略打ち出す

マツダ 20年にRE搭載の電動車発売 独自の戦略打ち出す

マツダは10月2日、ロータリーエンジン(RE)を核とする2020年をめどとする電動化戦略を発表した。発電用のREを搭載した電動車を2020年をめどに発売する。これが同社の電動化の根幹部分を構成する技術とし、バッテリーが一定レベルに減ると発電する仕組みで、エンジンは駆動力に使わない。
このため、全車両を電動化する2030年時点における電動車の構成比は、電動化技術を搭載した内燃機関車が95%、電気自動車(EV)が5%と想定している。マツダは他の自動車メーカーとは一線を画す。強みとこだわりを持つエンジン技術を生かし、世界で進む環境規制の強化に対応する考えだ。