富士フィルム 中国の抗インフルウイルス薬の臨床開発で協力の覚書

富士フィルム 中国の抗インフルウイルス薬の臨床開発で協力の覚書

富士フィルム(本社:東京都港区)は10月25日、中国大手製薬会社、浙江海正薬業股份有限公司(以下、海正薬業)、中日友好医院、国家緊急防控薬物工程技術研究中心(以下、NERCED)と、中国における抗インフルエンザウイルス薬の臨床開発に関する覚書を締結した。
この臨床開発はすでに国内で抗インフルエンザウイルス薬として製造販売承認を取得した「アビガン(R)錠」(以下、アビガン)の有効成分を用いて、重症インフルエンザ患者に対する治療法の確立を目指すもの。今後、富士フィルムは「アビガン」の臨床データを提供するなど、この臨床開発に協力していく。