神戸製鋼 中国の特殊鋼線二次加工拠点の生産能力増強

神戸製鋼 中国の特殊鋼線二次加工拠点の生産能力増強

神戸製鋼所はこのほど、中国浙江省平湖市の特殊鋼材二次加工拠点「神鋼特殊鋼線(平湖)有限公司(以下、KSP社)」の生産能力を増強することで、神鋼商事、大阪精工および名北工業など関係株主と合意した。
KSP社は、自動車ボルト・ナット、軸受製品等に使用される冷間圧造用ワイヤーを、部品メーカーに供給することを目的に2007年に設立。2009年に本格操業を開始し、これまで4回の能力増強を実施してきたが、今後もさらなる需要の増大が見込まれることから、今回5回目の能力増強を実施することになった。
伸線機3機、熱処理炉2基を増設し、生産能力を月間5,500㌧に増強する。投資額は約9億円。