富士通ゼネラル タイで2工場 体制に,新工場が10月より稼働

富士通ゼネラル(本社:川崎市高津区)は9月30日、空調機生産子会社FUJITSU GENERAL(THAILAND)CO.,LTD.(以下、FGT)が、現工場(以下、第一工場)と同じ工業団地に新工場(以下、第二工場)を立ち上げ、10月2日より稼働すると発表した。これに伴い生産品目を第一工場で室外機、第二工場で室内機に分担するとともに、両工場でライン等の増設とIoT化を推進し、FGT全体の生産能力を2022年度で年間340万台(2018年度比で1.9倍)へと増強する予定。                                                                  投資総額は両工場合わせて2021年度までの累計で約80億円を計画している。組立ラインや内製部品の加工設備の拡充による生産能力の増強とともに、IoTを活用した生産効率向上や、タイと中国の工場間生産バランスの改善を進め、ものづくり体制をさらに強化していく。