日清紡G マスク関連製品の生産増強 インドネシアでガーゼ生地

日清紡ホールディングス(本社:東京都中央区)は4月9日、日清紡テキスタイルを中心とする日清紡グループの繊維事業で生産体制を見直し、世界的な不足が指摘されているマスク製品の生産を増強していることを明らかにした。
医療用マスクの耳掛け部材として使われているモビロンテープ(ポリウレタンエラストマー)を、新たな設備も追加し、マスクメーカーの増産に対応する。今回の設備追加により医療マスク用モビロンテープの年間生産能力はマスクで約6億枚分になる。
インドネシアのテキスタイル生産拠点では、ドレスシャツ用生地の生産ラインを転用して、マスク用ガーゼ生地の生産を開始した。現時点でマスクで最大200万枚分の生地を生産する予定。