デンカ 6/1から「アビガン」原料のマロン酸ジエチルの出荷開始

デンカ(本社:東京都中央区)は6月2日、新型コロナウイルス感染症の患者を対象とした抗インフルエンザウイルス薬「アビガン(R)錠」(一般名:ファビピラビル)の原料となるマロン酸ジエチルを、6月1日に青海工場(所在地:新潟県糸魚川市)より出荷開始したと発表した。同社は同原料の唯一の国産メーカーで、5月13日から生産を再開していた。