ユーグレナ(本社:東京都港区)と日本貨物鉄道(本社:東京都渋谷区)は10月13日、JR貨物越谷貨物ターミナル駅(所在地:埼玉県越谷市)で、ユーグレナが製造・販売する次世代バイオディーゼル燃料「サステオ」を使用することで合意し、10月1日より同駅構内コンテナ移送トラックで使用を開始したと発表した。
ユーグレナは2005年に世界で初めて石垣島で微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)の食用屋外大量培養技術の確立に成功し、ユーグレナ等の微細藻類を活用した食品、化粧品等の開発・販売を行うほか、バイオ燃料の商業生産に向けた研究開発を行っている。JR貨物はバイオディーゼル燃料を導入することで、CO2排出量が最も少ない貨物輸送モードの優れた環境特性をより活かし、「JR貨物グループ長期ビジョン2030」で掲げた「グリーン社会の実現」という価値の提供に取り組む。
両社はこれからも双方が持つ強みを活かしながら、地球環境に配慮した活動を推進し、持続可能な社会の実現に取り組んでいく。