日立 日立建機株の半分を売却 伊藤忠と投資ファンドのJIPに

日立製作所(本社:東京都千代田区)は1月14日、上場子会社、日立建機の保有株の約半分を売却すると発表した。保有する51%の株式のうち、その約半数の株式を伊藤忠商事と国内の投資ファンドの日本産業パートナーズ(JIP)に売却する。譲渡額は1,824億円。
特別目的会社(SPC)を設立し、伊藤忠とJIPが折半出資する。同SPCが日立建機株を26%取得し、筆頭株主となる。6月の取引完了を目指す。
日立はIT(情報技術)を軸としたグループ企業を含めた事業の入れ替えを進めてきたが、今回でグループ再編が最終段階となる。