塩野義 小児用コロナ飲み薬開発へ オミクロン株の感染急増で 2022年2月11日アジア-産業fujishima 塩野義製薬(本社:大阪市中央区)は2月10日、開発中の新型コロナウイルス感染症の飲み薬について、成人用の錠剤に加えて、小児用の開発を検討していることを明らかにした。「オミクロン株」が子どもにも感染が広がっていることから、対応が必要と判断した。小児用は飲みやすくするため粉薬とする計画で、成人用の錠剤の承認が得られれば、開発に着手したい考えだ。 塩野義は現在、成人用の錠剤の臨床試験(治験)を進めており、早ければ来週にも承認申請する方針。