関西電力(本社:大阪市北区)は2月21日、同社が出資するインドネシアのラジャマンダラ水力発電所で発電された電力の再エネ価値を、再エネ証書「I-REC」として提供するサービスを開始したと発表した。自社出資の再生可能エネルギー発電所をI-REC設備として登録するのは、国内の電力会社で初となる。これにより、取引相場に大きく左右されるようなことなく、自社由来の再エネ価値を直接調達できるようになった。
また同日、アイシンのインドネシア関連子会社にI-RECを提供する契約を締結した。この結果、2025年度までにインドネシアにおけるアイシングループの年間電力使用量の約7割が再生可能エネルギーになるという。