「東急ハンズ」カインズ傘下に 東急不動産HD 22年3月に売却

東急不動産ホールディングス(HD)は12月22日、完全子会社の生活雑貨店「東急ハンズ」を2022年3月末にホームセンター大手のカインズ(本社:埼玉県本庄市)に売却すると発表した。売却額は非公表。売却後も当面、「東急ハンズ」として営業を続ける見通し。
東急ハンズは1976年に創業。現在は国内外で86店舗を運営。最近はインターネット通販の普及やコロナ禍で業績が悪化。2021年連結決算の売上高は631億円で、71億円の最終赤字だった。主力店舗の閉鎖が続いていたため、東急不動産HDが売却にあたり入札を実施した。