三井化学 シンガポールの子会社を英イネオスに譲渡

三井化学(本社:東京都港区)は8月26日、シンガポール子会社、三井フェノールズ・シンガポール(以下、MPS)の全株式を2023年3月1日に英石油化学大手イネオス・ホールディングスに譲渡すると発表した。譲渡額は3億3,000万米ドル(約454億円)。フェノール事業(フェノール、アセトン、ビスフェノールA、αメチルスチレン)再構築計画の一環。
MPSの株式は英イネオス社に譲渡するが、他の拠点(日本/大阪・市原工場、中国/上海:上海中石化三井化工有限公司)は引き続き三井化学が運営し、今後とも安定的に製品供給していく。