東京商工リサーチの集計によると、5月19日午後5時現在、新型コロナウイルス関連の経営破たんは全国で166件(倒産109件、準備中57件)に達した。当該地域は42件都道府県に広がり、空白県は現時点で福井、和歌山、鳥取、高知、長崎のわずか5県となった。5月は19日までに57件発生しており、月間100件に迫るペースで推移している。
都道府県別にみると東京都が35件(倒産31件、準備中4件)と突出。以下、北海道16件(同14件、同2件)、大阪府13件(同6件、同7件)、静岡県9件、兵庫県8件、新潟県と福岡県が各6件。業種別では宿泊業が31件(同20件、同11件)、飲食業が26件(同14件、同12件)、アパレル関連が21件(同12件、同9件)、食品製造業が13件で続く。
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フィリピン 20年GDPマイナス2.0~3.4% コロナ禍で経済損失4兆円
日本貿易振興機構(ジェトロ)によると、財務省、国家経済開発庁、予算管理省などで構成されるフィリピン開発予算調整委員会(DBCC)は5月13日、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大の影響により、2020年のフィリピンの経済成長率はマイナス2.0~3.4%と予測し、コロナ禍による経済損失はGDPの9.4%にあたる2兆ペソ(約4兆2,000億円)とする見通しを発表した。
フィリピン統計庁(PSA)は第1四半期(1~3月)の経済成長率がマイナス0.2%と、1998年以来のマイナス成長を記録したと発表。同国内の新型コロナの感染者数は5月12日時点で1万1,350人、死者数は751人で、感染拡大は止まらない状況にある。このため、同国経済への悪影響は第2四半期以降も継続するとみられる。
1~3月GDP年率マイナス3.4% コロナ禍で2四半期連続のマイナス
内閣府が5月18日発表した2020年1~3月期の国内総生産(GDP、季節調整値)の速報値は、物価変動を除いた実質で前期比0.9%減、この状態が1年続いた場合の年率換算はマイナス3.4%となり、消費税率引き上げなどの影響でマイナス7.3%の大幅な落ち込みとなった2019年10~12月に続いて、2四半期連続のマイナスとなった。
GDPの半分以上を占める個人消費が、新型コロナウイルス感染拡大による外出自粛の影響でマイナス0.7%となったほか、輸出がマイナス6.0%、企業の設備投資がマイナス0.5%、住宅投資がマイナス4.5%などとなったことが響いた。この結果、昨年度1年間のGDPの伸び率は実質マイナス0.1%となり、5年ぶりのマイナスとなった。
先行きについて西村経済財政担当相は、新型コロナウイルスの影響がフルに表面化してくる「4、5月はさらに厳しい」として4~6月の一段下げを予測している。
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全国8割の病院経営が悪化 コロナ患者受け入れ病院は深刻化
ベトナム政府が人口戦略の要点示す 2人の子供の出産を奨励
日本貿易振興機構(ジェトロ)によると、ベトナム政府はこのほど「2030年までの地域・対象別の出生率調整プログラム」を承認した。同政府は2019年11月に承認した「2030年までのベトナム人口戦略」で、2030年までに合計特殊出生率を人口置換水準とされる2.1とすること、および地方間の合計特殊出生率の差を50%縮めることを目標に掲げていた。
今回この人口戦略で掲げた目標の実現に向けて、2030年までに以下を事項を達成するとしている。①出生率が低水準(出産可能年齢の女性の子供の数の平均が2.0人未満)にある21の省市の合計特殊出生率を10%増加させる②出生率が高水準(同2.2人超)にある9の省の合計特殊出生率を10%減少させる③出生率が人口置換水準(同2.0~2.2人)を満たす33の省市はこれを維持する。
また、即時に実施すべき取り組みの一つとして、夫婦が2人の子供を産むための奨励策として以下を示した。①男女とも30歳までの結婚と早期出産、35歳までの2人目の出産の奨励②小さい子供を育てる家族に適した環境づくり、とくに工業団地や経済区での幼稚園、保育園の建設③女性が妊娠、出産し、2人の子供を産むことの支援-などを挙げている。