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PPIH 4/15シンガポールで9号店開業 ロードサイドへ初出店

総合ディスカウントストア「ドン・キホーテ」を運営するパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH)は4月6日、グループのパン・パシフィック・リテールマネジメント(シンガポール)が4月15日、「DON DON DONKI Downtown East(ダウンタウン イースト)」店をオープンすると発表した。同店は「DON DON DONKI」のシンガポール9号店となるが、同国東部およびロードサイドへの初出店となる。
地域密着型のアミューズメント型店舗として、地域の顧客が日常使いできる利便性の高い店舗を目指す。また、同店とMRT Pasir Ris駅を結ぶ無料シャトルバスを運行する計画だ。

ニプロ 中国吉林省長春市に営業拠点事務所開設 中国15カ所目

ニプロ(本店:大阪市北区)は4月6日、中国吉林省の省都・長春市に連結子会社「尼普洛貿易(上海)有限公司 長春事務所」を開設したと発表した。同事務所は、中国東北部をカバーする販売・サービス網をさらに強化し、より地域に密着したきめ細かなサービスを提供しながら医療現場のニーズに応えていく。
同社は中国では従来、上海本部、北京、広州、瀋陽、長沙、鄭州、昆明など14の事務所と各地の駐在所を中心に販売を行っている。また、今回の事務所開設により、同社の海外拠点は58カ国216拠点となる。

日本 週休3日制検討「育児、介護と両立図る」多様な働き方を

華藤勝信官房長官は4月5日、希望すれば正社員として1週間に3日の休みを取れる「選択的週休3日制」について「政府として、どういうことができるか検討していきたい」と述べ、普及推進に前向きな考えを示した。育児や介護、闘病など生活と仕事の両立を図る観点からも多様な働き方を推進することは重要だ」と指摘した。自民党が月内にも取りまとめる提言を受けて、検討を進める方針だ。

LCCのピーチ 4月の減便27路線1,331便に 19路線250便を追加

LCC(格安航空会社)のピーチ・アビエーションは4月5日、4月の追加減便を発表した。新型コロナウイルスの全国的な感染急拡大に伴う航空需要の減少を受け、4月12~30日の期間に19路線で250便を新たに減便する。これにより、3月16日に発表した分を合わせると4月の減便は27路線1,331便となる。

大阪府『医療非常事態』宣言を正式決定 独自モデルで”赤信号”

大阪府は4月7日、新型コロナウイルスの対策本部会議を開き、大阪府の独自基準である”大阪モデル”で非常事態を示す「赤信号」を点灯させて『医療非常事態』宣言することを正式に決定した。
また、大阪府民に対して、4月8日から大阪府全域で不要不急の外出や移動を自粛するよう求める。

味の素グループ 食品の国内R&D拠点の集約完了 事業の構造強化

味の素(本社:東京都中央区)は4月6日、連結子会社、味の素冷凍食品(本社:東京都中央区)、味の素AGF(本社:東京都渋谷区)と連携した、グループ3社の食品に関わる国内R&D拠点の集約が完了したと発表した。今回のR&D拠点集約によって、グループの技術融合を加速させ、製品の更なる高付加価値化と食品事業の構造強化を図る。

IMF 21年世界経済6.0%成長へ、アジア新興国8.6%へ上方修正

国際通貨基金(IMF)は4月6日、2021年の世界経済の成長率を6.0%へ、前回1月の予測から0.5ポイント上方修正した。6%成長が実現すれば現行のIMF統計や遡れる1980年以降で最高となる。
最大の要因は米国で、新型コロナワクチンの広がりに加え、バイデン政権のもとで新たに成立した200兆円の経済対策の効果を見込み、成長率は前回より1.3ポイント高い6.4%と予測した。米国経済は2020年、記録的なマイナス成長となったが、21年中に感染拡大前の水準まで回復するとしている。
アジア新興国については、1月時点の8.3%から8.6%へと上方修正した。各国での活動制限の緩和や複数の大規模経済圏における追加の財政支援、コロナワクチンの普及などによるもの。
国別にみると、中国は前回より0.3ポイント高い8.4%、日本は0.2ポイント上方修正で3.3%、ドイツは0.1ポイント上方修正で3.6%、英国は0.8ポイント上方修正で5.3%などとなっている。

20年新車販売 トヨタ「ヤリス」首位「N-BOX」の4連覇阻む

2020年度の新車販売でトヨタ自動車の小型車「ヤリス」が20万2,652台でトップとなった。日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が4月6日発表した。2位は2019年度まで3年連続首位だったホンダの軽自動車「N-BOX」で、前年度比20.1%減の19万7,900台。3位はスズキの軽自動車「スペーシア」だった。
ヤリスは「ヤリスクロス」との合算。トヨタ車が首位となるのは16年度のハイブリッド車(HV)「プリウス」以来、4年ぶり。

脚本家・橋田寿賀子さん死去 95歳「おしん」「渡る世間」

「おしん」「渡る世間は鬼ばかり」など数々の名作ドラマを世に送り出した脚本家の橋田寿賀子さんが4月4日、急性リンパ腫のため静岡県熱海市の自宅で亡くなった。95歳だった。通夜、葬儀は遺志で行わない。お別れの会なども予定されていない。
橋田さんは日本統治下の京城(現ソウル)生まれ。1983~84年放送のNHK連続テレビ小説「おしん」は平均視聴率52.6%、最高視聴率62.9%を記録するなど大きな反響を呼ぶとともに、海外でも放送され人気を集め、日本を代表するドラマとなった。90年からTBSで始まった「渡る世間は鬼ばかり」も支持を集め、約20年にわたって10のシリーズを重ねるヒットとなった。このほか、大河ドラマ「おんな太閤記」「春日局」など多くのテレビドラマの脚本を手掛けた。