台湾半導体大手の台湾積体電路製造(TSMC)は、今後3年間に1,000億ドル(約11兆円)を投じ、半導体工場の生産能力を増強する。世界的な半導体需要の拡大に対応する。
半導体は世界的に供給不足が続いており、今後も電気自動車(EV)や第5世代(5G)移動通信システム向けの需要が見込めるため、大型投資に踏み切る。日本では2月に茨城県つくば市に研究開発を目的とした子会社の設立を決めている。
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ホンダ タイの二輪車の生産・販売を一体化へ事業再編 新会社
ホンダ(本社:東京都港区)は4月1日、タイにおける二輪車・パワープロダクツ事業を再編し、新会社「タイホンダマニュファクチュアリング」を設立したと発表した。今回の事業再編は、タイにおける二輪車の生産と販売およびパワープロダクツの生産事業を一体化することで、事業再編の効率化を図るのが狙い。
二輪車の販売現地法人、APホンダ、二輪車およびパワープロダクツの生産現地法人、タイホンダマニュファクチュアリングおよび持株会社のHPDを合併し、新会社を設立した。新会社の名称は「タイホンダマニュファクチュアリングカンパニー・リミテッド」を継続する。新会社への出資比率は本田技研工業37%、アジアホンダモーター カンパニー・リミテッド35%、その他28%。
IIJ シンガポールのPTC社の全株式を取得し子会社化
自動運転「レベル4」交通ルール順守 主体は車 警察庁有識者委
20年度国内新車販売 コロナ拡大響き7.6%減の465万6,632台
FRONTEOとアドバンテストM 認知症診断ソフト開発で協業
FRONTEO(本社:東京都港区)とアドバンテスト・メディア(本社:東京都豊島区)は3月31日、認知症診断支援領域の医療AIソフトウェア開発に向け共同研究を開始したと発表した。
FRONTEOは2021年3月、独立行政法人 医薬品医療機器総合機構(PMDA)に「会話型認知症診断AIシステム」の治験届を提出し、世界初の言語系AI医療機器として薬事承認取得に取り組んでいる。アドバンスト・メディアは1997年の創業以来、音声認識技術AmiVoice(アミボイス)をコアとした各種ソリューション・ソフトウェアの開発を行い、国内の音声認識市場を創造してきた。医療分野では各診療科に特化した音声入力システム中心に1万4,000施設を超える導入実績を誇る。
両社の強みを掛け合わせることで、システムの実用性の向上と医療現場への普及・推進を目指す。