総務省が6月4日発表した4月の2人以上世帯の家計調査によると、1世帯当たりの消費支出は30万1,043円で、物価変動を除く実質で前年同月比13.0%増となった。前年4月は新型コロナで緊急事態宣言が初めて発令され、外出自粛により消費が大きく減少したため、その反動が出た。
増加は2カ月連続で、増加幅は比較可能な2001年1月以降最大となった。これまでは消費増税前の駆け込み需要で伸びた2019年9月の9.5%が最大だった。
消費支出を2019年と比べると0.4%増となり、コロナ流行前の水準に戻った格好。
「アジア-社会」カテゴリーアーカイブ
日本「プラスチック資源循環促進法」成立 プラごみ削減へ22年春施行
コンビニや飲食店で配っている使い捨てスプーンなどの石油系プラスチック製品の削減や、リサイクルを促す新法「プラスチック資源循環促進法」が6月4日、参院本会議で可決、成立した。有料化や代替素材への切り替えを求め、プラスチックごみ削減に配慮した製品などを国が認定する仕組みもつくる。2022年春に施行される見通し。
使い捨てのストローやフォークなどを無料で大量に配る店に対し、有料化するか素材をプラスチック以外の紙や木などに切り替えるよう対応を義務付ける。大手・中堅スーパー、コンビニ、ファストフード店などが対象となる見込み。国が認定したプラ製品にロゴマークを付ける仕組みを導入し、消費者がリサイクルしやすい製品を選びやすくする。
日本20年出生数84万人で過去最少 自然減53万人 婚姻再び減少へ
厚生労働省が6月4日発表した人口動態統計によると、2020年の出生数は前年より2万4,407人減少し84万832人だった。1899年の統計開始以来、過去最少となった。合計特殊出生率は1.34で前年より0.02ポイント下回り、5年連続で低下した。
死亡数は137万2,648人で、戦後最多だった前年より8,445人減った。死亡数の減少は11年ぶり。一方、死亡数から出生数を引いた「自然減」は53万1,816人で、減少は14年連続。2019年に初めて50万人台になったが、減少幅はさらに大きくなり過去最大となった。
婚姻は52万5,490組で前年より7万3,517組減少して戦後最少。2019年に令和への改元で7年ぶりに増加したものの、2020年は再び減少に転じた。
妊娠・出産に適した20~40代の女性の減少、出生率の低下、未婚化を背景に少子化が加速している。厚労省は、2021年以降は新型コロナウイルスの感染拡大の影響が顕在化する可能性があるとみている。
ASEAN代表がミャンマー訪問 ネピドーで国軍最高司令官と会談
東南アジア諸国連合(ASEAN)の議長国ブルネイのエルワン第2外相とリム・ジョクホイASEAN事務局長が6月4日、ミャンマーの首都ネピドーで国軍のミンアウンフライン最高司令官と会談した。4月のASEAN臨時首脳会議で合意した特使派遣などを協議したとみられる。
ブルネイは4月24日の臨時首脳会議でまとめた声明で、ミャンマーについて①暴力の即時停止②すべての当事者の建設的な対話③ASEAN特使による対話の促進④ASEANによる人道支援⑤ASEAN特使のミャンマー訪問-の5点を合意項目として盛り込んでいる。
ミャンマー国軍側は合意事項について「国内状況が安定したら慎重に検討する」との姿勢にほとんど進展はなかったもよう。ASEAN側としては、合意事項を早期に実現させ、域内での影響力を示したい考えとみられる。
日本20年出生率1.34の13年ぶり低水準 5年連続低下 少子化加速
尖閣海域で中国公船111日連続確認 日本政府警戒強める
日本「男性の産休」4週間 改正育児法成立 企業に意向確認義務
日本 国産ワクチンに本腰 開発・生産へ政府新戦略 コロナ禍で
ミャンマー 新型コロナウイルス各種制限措置を6/30まで延長
iPS心筋の心臓病患者への移植治験 今秋から開始 慶大発ベンチャー
慶応大の福田恵一教授が社長を務める同大学発のバイオベンチャー「ハートシード」は6月1日、人工多能性幹細胞(iPS細胞)からつくった心臓の筋肉(心筋)の細胞を、重い心臓病の患者に移植する治験を今秋から始めると発表した。
治験では動脈硬化などが原因で心臓の筋肉に血液が行き渡らなくなり、心臓の機能が低下する「虚血性心疾患」の患者10人前後への移植を想定。iPS細胞から心筋細胞を作製し、1,000個の細胞を球状の塊にして移植し、安全性や有効性を確認する。福田教授は、重い心臓病の「拡張型心筋症」の患者3人に同様の方法でつくった約5,000万個の心筋細胞を移植する臨床研究を今秋から、慶応大病院で始めることも明らかにした。、