エーザイと米バイオジェンは9月28日、アルツハイマー型認知症新薬候補「レカネマブ」について、米FDA(食品医薬品局)へ製造販売の承認申請を開始したと発表した。6月下旬に審査を優先する「画期的医薬品」に指定されており、従来計画から前倒しで申請手続きを始めた。
レカネマブは軽度のアルツハイマー病や軽度認知障害(MCI)を対象とする新薬候補。病気の原因物質とされ脳内に蓄積されるたんぱく質「アミロイドベータ」を減少させる効果を狙う。6月にFDAが条件付きで承認したアルツハイマー病新薬「アデュヘルム」に次いで2つ目の候補物質となる。
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8月の外食売上高9%減 酒類制限響き5カ月ぶり前年下回る
日本フードサービス協会(本部所在地:東京都港区)のまとめによると、8月の外食売上高(全店ベース)は前年同月比9%減だった。前年実績を下回るのは5カ月ぶりで、新型コロナウイルスの感染拡大前の2019年8月比では24%減となった。変異ウイルス「デルタ株」のまん延による営業時間の短縮要請や酒類の提供中止が大きく響いた。8月の客数は前年同月比8%減、客単価は1%減だった。
業態別では夜の酒類提供を営業主体とする「パブ・居酒屋」は前年同月比69%減と3カ月連続で前年実績を下回った。2019年8月比で89%減と厳しい状況が続いている。ファミリーレストランも外食自粛の動きにより、前年同月比で21%減と7月(同7%減)からさらに減少幅が拡大した。これに対し、ファストフードは持ち帰りや宅配需要が堅調で、前年同月比1%増と6カ月連続でプラスで推移している。
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「大阪王将」中国・上海市に新スタイルの中国1号店
餃子専門店「大阪王将」など飲食店チェーンを運営するイートアンドホールディングス(本店:大阪市淀川区)の海外事業を担うイートアンドインターナショナル(東京ヘッドオフィス:東京都品川区)は9月25日、中国・上海市黄浦区で新スタイルの大阪王将「OSAKA FUN DINING 大阪王将」の中国1号店をプレオープンした。10月11日にグランドオープンする。座席数は41席、営業時間は10時~22時。
イートアンドインターナショナルは2021年1月、中国における外食事業推進を目的として、ラオックス(本社:東京都港区)との合弁により、中国子会社、伊特安樂餐飲管理(上海)有限公司を設立。今回の出店は同合弁会社を通じた協業による、中国での出店第1号となる。今後も成長市場の中国で出店を進め、事業を拡大していく。