「アジア-産業」カテゴリーアーカイブ

コベルコ建機 中国・成都市に油圧ショベル生産集約

コベルコ建機は6月24日、中国四川省成都市の拠点に油圧ショベルの生産を集約すると発表した。浙江省杭州市にある生産子会社、杭州神鋼建設機械を成都市の製造・販売子会社の神鋼建機(中国)に集約する。移管は段階的に進め、2023年1月をめどに完了する予定。拠点集約に伴う費用は60億円。
これにより、中国拠点の油圧ショベルの生産・組み立て能力は現在の1万5,000台から5,500台へと半分以下に縮小する。中国の油圧ショベル市場がピークで、今後経済が減速していくとの見立てによるもの。

フォスター電機 中国・孫会社の南寧工場を停止

音響機器のフォスター電機(本社:東京都昭島市)は6月24日、モバイルオーディオ製品の製造を手掛ける広西チワン族自治区南寧市の孫会社、豊達電機(南寧)有限公司の操業を6月28日に停止すると発表した。製品の需要動向を踏まえた判断で、生産体制の最適化を図る。
これにより人員削減を実施。解雇による経済補償金1億7,000万円を2023年3月期第1四半期で特別損失として計上する。

日本企業2社 中国・海南島にがん放射線治療法導入

住友重機械工業(本社:東京都品川区)とステラファーマ(本社:大阪市中央区)は6月24日、中国企業2社と協力し、がん放射線治療「ホウ素中性子捕捉療法(BNCT)」を中国・海南島医療特区に導入すると発表した。
住友重機械工業はBNCT治療システム・放射線の線量計算プログラムの販売契約、ステラファーマはBNCT用ホウ素医薬品の供給に冠しる基本契約をそれぞれ結んだ。導入に向け、中国生物科技服務控股有限公司および同社傘下の鵬博(海南)●中与医療科技有限公司の協力を得た。

トヨタとスズキ インドでの開発・生産で協業深化

トヨタ自動車とスズキは6月24日、インドでの開発・生産面での協業を深化すると発表した。両社は2017年に締結した業務提携に基づく協業の一つとして、グローバルでの車両のOEM相互供給を進める中、今回スズキが開発した新型SUVを初めてトヨタ・キルロスカ・モーター(以下、TKM)で、8月より生産開始することになった。
インド国内のマルチ・スズキ・インディア、TKMでそれぞれスズキ、トヨタのモデルを販売する。また、両社とともにアフリカを含めたインド国外への輸出も計画している。インド発売の両モデルには「マイルドハイブリッド」「ストロングハイブリッド」がパワートレインとして搭載される。

PSS 7/1よりサル痘ウイルスのPCR検査キット販売

プレシジョン・システム・サイエンス(本社:千葉県松戸市、以下、PSS)は6月24日、サル痘ウイルスの日本国内への侵入と伝播防止に向け、CerTest Biotec,S.L.(本社:スペイン・サラゴサ市、以下、セルテス社)のサル痘ウイルスDNA PCR検査キットを7月1日より販売開始すると発表した。
これはヒトユライ試料中のサル痘ウイルスDNAをリアルタイムPCR法により検出する研究用試薬。凍結乾燥試薬でであり、常温保管できる。

トヨタ 電池供給網の国際競争力強化へBASCに加入

トヨタ自動車は6月24日、電池サプライチェーン(電池の材料、部品およびその原料に関わる産業)の国際競争力強化を推進する団体「電池サプライチェーン協議会」(以下、BASC)に加入すると発表した。
BASCは2021年4月、脱炭素社会実現に向けて電池サプライチェーンの国際標準化や電池エコシステム構築等の活動をするため設立された一般社団法人。電池サプライチェーンの健全な発展を図る。2022年5月末現在、BASC会員企業は85社。

村田製作所と三菱商事 脱炭素で協業の枠組みに合意

村田製作所(本社:京都府長岡京市)と三菱商事(本社:東京都千代田区)は6月24日、カーボンニュートラル社会の実現に向けた協業の枠組みに合意したと発表した。
協業の内容は①村田製作所による、再生可能エネルギー由来の電力調達②村田製作所国内工場での水素製造・利活用③自立分散型コミュニティの構築による地域社会との共生事業④蓄電池活用による調整力事業ーの4点。
この協業により村田製作所グループは2050年度の再エネ導入比率100%化に向け、三菱商事から2025年度までに7万KWの再エネ由来の電力を調達することで合意しており、具体的条件の最終協議中。

PPIH 香港「DONKI」店内で精米,できたておにぎり提供

パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(本社:東京都目黒区、以下、PPIH)は6月24日、グループのパン・パシフィック・リテールマネジメント(香港)(本社:香港)が、香港1号店「DON DON DONKI Mira Place2(ミラプレイス2)」店内に「安田精米Mira Place2」をオープン。精米したての米と、できたておにぎりの提供を開始したと発表した。
同店は香港事業で初となる、精米したての新鮮な米や玄米を販売する日本産の米専門店。

日立 時速1200㌔輸送実現へシミュレーションS開発

日立製作所は6月24日、最高時速1200kmでの走行を目指す次世代高速輸送「ハイパーループ」のシミュレーションシステムを開発したと発表した。信号や運行管理などをデジタル上で試験する。
鉄道子会社の日立レールがハイパーループ・トランスポーテーション・テクノロジーズ(TT)と組んで開発した。高速で移動するカプセルの制御をシミュレーションする。トンネルの内部をほぼ真空にすることで、空気抵抗をできるだけ少なくし、磁石でカプセル上の車体を浮かして前進する。
ハイパーループは、米テスラ創業者のイーロン・マスク氏が2013年に構想を明らかにし、欧米企業などが開発を競っている。欧州共通の列車制御システム「ERTMS」の信号技術に準拠し、新たな規格づくりが不要になる。