「アジア-社会」カテゴリーアーカイブ

農水・経産省合同で輸出チーム 農産品1兆円達成へ連携

農水・経産省合同で輸出チーム 農産品1兆円達成へ連携

斎藤健農水相は7月27日、農林水産省と経済産業省が合同で、農林水産物や食品の輸出を促進するためのチームを同日付で創設したと発表した。政府は2019年に農産品の輸出額を1兆円にする目標を掲げており、達成に向けて両省の連携をさらに強化する。

ヤンマー サッカーベトナム代表のスポンサー契約を更新

ヤンマー サッカーベトナム代表のスポンサー契約を更新

ヤンマー(本社:大阪市北区)は、ベトナムサッカー連盟(以下、VFF)とサッカーベトナム代表オフィシャルトップスターパートナー契約を更新した。
同社は2015年にサッカーベトナム代表のトップスターパートナーとなり、同代表の活動の支援を開始した。2016年からは日本からターフアドバイザーを派遣し、天然芝の経験と知見を共有することで、「ヤンマーフィールド」(VFFの公式練習場)の天然芝改善に取り組んでいる。

2020東京五輪マスコット「ミライトワ」「ソメイティ」に決定

2020東京五輪マスコット「ミライトワ」「ソメイティ」に決定

2020年東京オリンピック・パラリンピック大会組織委員会は7月22日、大会マスコットを発表した。日本国内や海外の日本人小学校計1万6789校が参加し、投票の結果、オリンピックは「ミライトワ」(IRAITOWA)、パラリンピックは「ソメイティ」(SOMEITY)に決まった。
ミライトワは「未来」と「永遠」という言葉を掛け合わせた。「素晴らしい未来を永遠に」との願いを込めた。ソメイティは桜を代表する「ソメイヨシノ」と力強いという意味の「so might」から生まれた。桜を愛でる日本の心とパラリンピックアスリートの素晴らしさを印象付ける狙いがある。

イニエスタとトーレス J1デビュー戦飾れず

イニエスタとトーレス J1デビュー戦飾れず

サッカーのスペイン代表としてともに活躍し、ヴィッセル神戸に加入したアンドレス・イニエスタ選手と、サガン鳥栖に加入したフェルナンド・トーレス選手が7月22日、そろってJ1デビューした。ただ、いずれも加入チームは敗戦、デビュー戦は飾れなかった。
ヴィッセルのイニエスタ選手は、ホームで行われた湘南ベルマーレとの試合で後半14分から途中出場した。ゴール前の選手に鋭い縦パスを出したり、コーナーキックのボールを直接シュートしたりするなど、積極的に攻撃に絡んだが、得点につなげることはできず、皮肉にも3連勝だったチームも0対3で敗れた。
サガンのトーレス選手はホームで行われたベガルタ仙台との試合で、後半5分から途中出場した。鮮やかなパス交換からゴール前にボールを運びシュートを打ったり、狙いすました縦パスでチャンスメークしたりするなど、多くの見せ場をつくった。元スペイン代表のストライカーとしての存在感は示したが、得点につなげられず、0対1で敗れた。

18年上半期の訪日外客数15.6%増の1589万9000人

18年上半期の訪日外客数15.6%増の1589万9000人

日本政府観光局(JNTO)の推計によると、2018年6月の訪日外客数は前年同月比15.3%増の270万5000人だった。2017年6月の234万6000人を35万人以上上回り、6月として過去最高を記録した。
この結果、2018年上半期(1~6月)の累計では前年同期比15.6%増の1589万9000人となり、主要20市場すべてで過去最高となった。

民泊新法施行1カ月 届け出は3週間で5300件と低水準

民泊新法施行1カ月 届け出は3週間で5300件と低水準

6月15日から施行された「民泊新法」のもと1カ月が経過した。しかし、民泊を営業する際、必要となる自治体への届け出件数が一向に伸びない。3週間が経った7月6日時点で、全国で5300件余りにとどまっている。
スタートする前から懸念材料として挙げられていたことだが、手続きが煩雑なことや、自治体によっては厳しい条例の”縛り”が加わっているケースがあること、届け出が完了するまでに時間がかかりすぎているなども課題として指摘されている。
このため、観光庁などでは届け出の際に必要な書類を減らせないか検討することや、インターネット上で届け出るシステムを積極的に活用することなどを求めている。

ジェトロが印アーメダバードに日系企業支援の新拠点

ジェトロが印アーメダバードに日系企業支援の新拠点

日本貿易振興機構(ジェトロ)は7月2日、インド西部グジャラート州アーメダバードで、日本企業の海外展開を支援するビジネス・サポートセンター(BSC)を開設した。同国におけるBSC設置はニューデリー、ムンバイ、チェンナイに続く4カ所目。
アーメダバードには日本の大手自動車メーカー、部品メーカーなどが数多く進出しており、有数の自動車産業集積地になることが見込まれている。

18年上半期の海外M&A 3.2倍の11兆円で過去最高

18年上半期の海外M&A 3.2倍の11兆円で過去最高

調査会社レコフの集計によると、2018年上半期(1~6月)の日本企業による海外企業の合併・買収(M&A)の総額が前年同期の3.2倍の11兆7361億円に達し、過去最高を更新したことが分かった。
低金利で資金調達しやすい環境が後押しし、国内企業がM&Aを通じて成長が見込める海外市場への進出に、積極的に動きを見せたことが裏付けられた。

AKB48 ベトナムで「SGO48」結成 海外7グループ目

AKB48 ベトナムで「SGO48」結成 海外7グループ目

人気アイドルグループ、AKB48の運営会社AKSは6月21日、ベトナム・ホーチミン市で記者会見を開き、同地を拠点とする新たな姉妹グループ「SGO48」を結成すると発表した。SGO48のグループ名は、同市市街中心部の旧称「サイゴン」の英語表記「Saigon」に由来する。
海外の姉妹グループはインドネシア・ジャカルタの「JKT48」、タイ・バンコクの「BNK48」、台湾・台北の「TPE48」、フィリピン・マニラの「MNL48」、中国・上海の「AKB48・TeamSH」、インド・ムンバイの「MUM48」に続く7グループ目。

経産省が繊維業で技能実習の適正な取り組みで指針

経産省が繊維業で技能実習の適正な取り組みで指針

経済産業省はこのほど、「繊維産業における外国人技能実習の適正な実施等のための取組(案)」と題する指針をまとめた。
これは繊維産業、とりわけ縫製業で外国人技能実習制度を悪用した法令違反(最低賃金・割増賃金等の不払い、違法な時間外労働等)の事例が数多く発生している現状を踏まえたもの。
この指針は、日本繊維産業連盟はじめ、繊維産業で技能実習に関係するすべての業界団体を構成員とし組織された「繊維産業技能実習事業協議会」でまとめられた。この中で法令順守はもちろんのこと、とくに大企業から率先して具体的な行動をとるよう求めているほか、法令違反が顕著な縫製業に関係する構成員団体(受注側および発注側)に対しては、早急かつ重点的な取り組みを求めるとしている。
技能実習生の数は平成29年末現在、全産業で27万4233人で、このうち繊維産業は推計3万1000人程度(うち縫製業は推計2万6000人程度)。実習実施者(受入企業)の数は平成29年末現在、全産業で約4万8000、このうち繊維産業は推計6000程度。監理団体の許可数は平成30年5月末現在、全産業で2144、このうち繊維産業で786(うち縫製業635)。
法務省入国管理局が平成29年に「不正行為」を通知した183の実習実施者(受入企業)のうち、繊維産業が94と過半を占め、そのほとんどが縫製業に係る事案となっている。