「アジア-社会」カテゴリーアーカイブ

春節に海外旅行する中国人は過去最多の650万人

春節に海外旅行する中国人は過去最多の650万人

春節(旧正月)期間に海外旅行する中国人は、前年同期比約6%増の延べ650万人に達し過去最多となる見通しだ。国別の旅行先では日本が2番目の人気。春節の海外旅行予算は1人平均9500元(約16万1100円)となっている。NNAが報じた。
中国新聞社のまとめによると、春節旅行の消費額が多い都市は①蘇州(Ⅰ万2114元)②銀川(Ⅰ万1411元)③北京(Ⅰ万104元)④上海(Ⅰ万76元)⑤宣昌(Ⅰ万29元)⑥無錫(9553元)⑦杭州(7992元)⑧瀋陽(7891元)などと続いている。

中国・北京市で水素エネ・燃料電池の業界団体発足

中国・北京市で水素エネ・燃料電池の業界団体発足

中国・経済参考報によると、中国・北京市で水素エネルギーと燃料電池の業界団体「中国水素エネルギー・燃料電池産業イノベーション戦略連盟」が発足した。中国国電集団と石炭大手の神華集団が合併して2017年11月に発足した国家能源投資集団の主導で設立された。

農林水産物・食品輸出17年7.6%増で5年連続最高

農林水産物・食品輸出17年7.6%増で5年連続最高

2017年農林水産物・食品の輸出額(速報値)は前年比7.6%増の8073億円となり、5年連続で過去最高を更新した。海外での和食人気や健康志向を追い風に、海外産と一線を画した日本産牛肉や緑茶が大きく伸びた。
ただ、2019年に輸出額1兆円の目標を掲げ、積極的に輸出促進を図ってきたものの2ケタの伸びには届かなかった。これにより目標との隔たりは大きく、目標達成は難しくなった。

韓国・平昌冬季五輪開幕 最多の92カ国・地域、2900人超参加

韓国・平昌冬季五輪開幕 最多の92カ国・地域、2900人超参加

冬季五輪史上最多の92カ国・地域、2900人を超える選手が参加する韓国・平昌五輪が2月9日、開幕した。開会式の最後に韓国・北朝鮮合同の選手団が登場。国旗ではなく、朝鮮半島が描かれた旗を掲げ更新した。注目された最終聖火ランナーはフィギュアスケート女子の2010年バンクーバー五輪金メダリストのキム・ヨナさんだった。
日本選手団は62番目に登場。旗手を務めた葛西紀明選手(45)を先頭に、スキージャンプ女子の高梨沙羅選手(21)ら選手・役員計97人が行進した。すでに昨日から一部の種目で競技が始まっており、日本勢はスピードスケート女子で主将の小平奈緒選手(31)はじめ、冬季五輪史上最多の124人の選手たちがこれから熱い闘いを繰り広げる。

ASEAN6カ国の17年自動車生産は微増の404万7000台

ASEAN6カ国の17年自動車生産は微増の404万7000台

ASEAN(東南アジア諸国連合)6カ国の自動車連盟(AAF)がまとめた2017年の域内自動車生産台数は、前年比0.6%増の404万7196台だった。合わせて約80%を占める主要2カ国が2~3%増となったが、3位のマレーシアが8.4%減となったほか、4位のベトナムは17.0%減少した。
国別生産台数は次の通り。タイ198万8823台(前年比2.3%増)、インドネシア121万6615台(同3.3%増)、マレーシア49万9639台(同8.4%減)、ベトナム19万5937台(同17.0%減)、フィリピン14万1252台(同20.9%増)、ミャンマー4930台(同328.0%増)。

タイ国際航空 成田・中部-バンコク路線で増便

タイ国際航空 成田・中部-バンコク路線で増便

タイ国際航空はこのほど、夏ダイヤ(3月25日~10月27日)の運航計画を発表した。これによると、成田-バンコク線、中部空港(セントレア)-バンコク線で増便となる。
成田-バンコク線は現在1日3便運航しているが、3月25日から1便増便され4便となる。タイ国際航空は羽田-バンコクも1日2便運航しており、合わせると1日6便体制となる。
成田-バンコク線の増便分の基材はエアバスA330-300型機で、ロイヤルシルククラス36席、エコノミークラス263席の計299席。
中部空港-バンコク線は7月から、中部発深夜便とバンコク発午前便を週5便から毎日1便(週7便)に増便される。増便の使用機材はボーイング787-8型機。

台湾・大地震 被災建物は活断層の近くに集中

台湾・大地震 被災建物は活断層の近くに集中

日本時間の2月7日未明、台湾東部で発生したマグニチュード6.4の地震で、震源に近い花蓮市を中心にホテルやビルなどが倒壊したり傾いたりして、これまでに7人の死亡が確認され、日本人9人を含む260人がけがしたと伝えられている。傾いた建物には消息が確認できない多くの人が閉じ込められているみられ、犠牲者は増えるとみられる。
今回の地震の被害について、複数の現地メディアは専門家の話として、「花蓮市中心部には過去数十年間に複数回、大規模な地震を引き起こした活断層がある」とし、被災建物がいずれもこの活断層の近くに集中していたことが被害を大きくしたとみている。
さらに、大きく壊れたホテルやビルは、いずれも低層階部分が飲食店や駐車場になっていて、建物を支える柱や壁が少なく構造的に地震に弱かったことが被害を拡大させたのではないかと指摘している。

中国経済回復の牽引役に陰り 自動車販売・スマホ

中国経済回復の牽引役に陰り 自動車販売・スマホ

中国経済回復を牽引してきた感のある新車販売とスマートフォン(スマホ)の出荷に陰りが出て、曲がり角を迎えている。
同国の2017年の新車販売実績はわずか3%増にとどまり、しかも同市場の9割を占める主要12社のうち8社の販売が前年割れとなった。また、スマホの2017年の出荷実績が4.9%減と初の前年割れを記録した。新興メーカーも直近の販売で2ケタ減の落ち込みをみせ、明らかに潮目が変わったとの印象は否めない。日本経済新聞などが報じた。

韓国 就職難で大卒の失業率が高卒上回る

韓国 就職難で大卒の失業率が高卒上回る

韓国メディアによると、2017年の大卒以上の失業率が4.0%で、高卒の失業率3.8%を0.2㌽高かった。大卒以上の失業率が高卒を上回ったのは2000年以降で初めて。
大卒以上の失業者数は50万2000人で、全失業者数102万8000人の半分近くを占めている。文在寅(ムン・ジェイン)政権は雇用の創出を重要な政策課題として掲げているが、一向に改善せず、悪化の一途という。
こうした状況を受け、韓国では20代のうつ病患者が2012年の5万2793人から、2016年は6万4497人と22.2%増えた。60代以上の増加率(20%)より高い。それだけではない。症状が悪化、自ら命を絶つケースも増えており、20代の死因で最も多いのは自殺だという。
とりわけ若い世代にとって、就職難に明確な改善策を打ち出せない政権の罪は重いと言わざるを得ない。