警察庁のまとめによると、2020年に悪質な自転車を巡って全国の警察が摘発したのは前年より2,606件(11.4%)多い2万5,465件だった。時計がある2,006年以降、毎年増加しこの5年で1.8倍になった。新型コロナウイルスの感染拡大後、通勤や食事の宅配サービスで自転車の利用が広がっていることがあり、警察はルールの順守を呼び掛けている。
違反別では「信号無視」が1万4,344件(前年比15%増)で5割超に上り、「遮断機が下りた踏切内への立ち入り」が6,005件(同1.2%増)、「一時停止」が1,804件(同16%増)と続いている。
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ベトナムで初の特定技能試験 3/23建設分野で実施 フィリピンも
国土交通省は2月18日、ベトナム国内で初となる特定技能評価試験を3月23日に実施すると発表した。建設分野の在留資格「特定技能1号」で、合格者は最短で夏から日本で就労を開始する予定。フィリピンでも3月に特定技能の評価試験が実施される。
ベトナム第1回の試験は「鉄筋施工」職種が対象で、定員は30人。建設技能人材機構(JAC)が、首都ハノイの第一建設短期大学で実施する。フィリピンでは3月17日に「電気通信」職種の試験が実施される予定。定員は30人で、会場は同国カビデ州。建設分野では同国初となる。
出入国在留管理庁によると、特定技能で働く外国人数は2020年末時点(速報値)で1万5,663人だった。全員が特定技能1号で、2号はゼロ。このうち建設分野は1,319人で、国別にみるとベトナム人が991人、中国人が120人、フィリピン人が63人などと続いている。