帝国データバンクの最新調査によると、新型コロナウイルス感染症の影響が日本の国内経済に大きなダメージを与え続け、業績予想を下方修正する企業が増え続けている。業績予想の下方修正を発表した上場企業は、8月31日までに累計1,066社に上り、1,000社を超えた。これに伴い失った売上高の総計は約9兆6,264億8,400万円に達している。
また、新型コロナの収束のめどが立たない中で、日本全国の関連倒産は500件に迫っており、今後さらに事業停止や休廃業の選択を迫られる事業者が増えることも予想されている。
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九州・沖縄の中小企業の6.7%が廃業を検討 コロナ禍で打撃
東京商工リサーチの調査・分析によると、九州・沖縄の中小企業で新型コロナウイルス禍を機に廃業を検討している企業の割合が6.7%に上ったことが分かった。同地区の中小企業は約41万社。単純計算すると2万5,000社に廃業の可能性がある。しかも調査では、廃業を検討する企業のうち44.6%が「1年以内」に廃業の可能性があると回答している。
同地区の企業の約半数が、国の持続化給付金などの資金繰り支援策などを活用。現状6割を超す企業が4月以降、7月まで4カ月続けて減収をたどっている、厳しい状況にある。
調査は7月末から8月中旬にかけて、資本金1億円未満の企業と個人事業主を対象に実施。1,125社から回答を得た。