帝国データバンクのまとめによると、2020年7月の企業倒産件数は前年同月比8.2%増の847件に上り、2カ月連続で前年同月比および前月比で増加し、今年最多を更新した。7月としては6年ぶりに800件を上回った。
業種別では繊維製品や食料品をはじめとした製造業が前年同月比34.6%増の105件となり、9カ月ぶりに100件を上回った。また、サービス業が同30.4%増の210件に上り、2カ月連続で200件を超えた。自動車販売、飲食店を含む小売業は同1.4%減の205件で、12カ月ぶりに200件を超え、件数全体を押し上げた。
負債総額は前年同月比14.3%増の1,048億100万円に達し、前年同月比で2カ月連続で増加した。
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甲子園で高校野球交流試合始まる 32校が1試合に思い込め全力
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い中止となった、春のセンバツ大会に出場が決まっていた32校の救済策として開催される高校野球交流試合が、8月10日から甲子園球場で始まった。32校が1試合ずつ対戦する。交流試合は8月10日からの3日間と、15日からの3日間の合わせて6日間行われる。出場校の選手らは勝っても負けても、わずか1試合のみの大会に”思いのたけ”を込める。
新型コロナウイルス対策として、開会式は入場行進は行われず、最初の試合に出場する大分商業と埼玉県の花咲徳栄(はなさきとくはる)高校の選手たちのみがグランドに一定の間隔を取って整列する異例の形で行われた。そのほかの30校の選手らは球場の大型ビジョンに集合写真が映し出された。
香港警察 民主派活動家・周庭氏ら10人を逮捕 国際社会の批判必至
PCR検査能力 全国で1日7万3,000件確保にめど 厚労省
米国500万人超え、ブラジル300万人超え コロナ感染者増大続く
米国ジョンズ・ホプキンス大学のまとめによると、日本時間8月10日午前3時時点で、新型コロナウイルスの感染者は世界全体で1,970万5,715人に上っているほか、死者は72万8,129人となっている。
最も多くの感染者が確認されている米国が502万2,187人と500万人を突破したのをはじめ、ブラジルも301万2,412人と300万人を上回った。このほか3位のインドが215万3,010人となり、直近のデータでは米国、ブラジルを上回る規模で感染者が増えている。以下、ロシア88万5,718人、南アフリカ55万3,188人と続いている。
死者は最も多い米国で16万2,635人、ブラジル10万477人、メキシコ5万2,006人、英国4万6,659人、インド4万3,379人となっている。
中国の7月貿易額3.4%増 2カ月連続プラス 輸出7.2%増
コロナ禍で国の生活費貸付制度に84万件 リーマン後の4倍以上
全国社会福祉協議会のまとめによると、新型コロナウイルスか禍で収入が激減し、生活に困った人が当面の生活費を無利子で借りることができる国の「緊急小口資金」と「総合支援資金」両制度の貸付件数が、今年3月25日から8月1日まででおよそ84万4,000件、金額にしておよそ2,343億円に上ることが分かった。
ちなみにリーマン・ショック後の平成21年度から3年間の貸付件数はおよそ20万5,000件で、今回はわずか4カ月余りの期間で、すでにその4倍以上となっているわけ。
支給までにかかる日数は通常、緊急小口資金は1週間程度、総合支援資金は1カ月程度だが、申請が殺到しているため、審査に時間がかかるケースがあり、各地の社会福祉協議会では窓口の職員を増やして対応しているという。
コロナワクチン英アストラゼネカから供給受けることで基本合意
マレーシアとシンガポール結ぶ鉄道建設プロジェクト再開へ
日本貿易振興機構(ジェトロ)によると、シンガポールとマレーシア両国政府はこのほど、マレーシア南部ジョホール州とシンガポールを結ぶ高速輸送システム(RTS)プロジェクトの再開に合意する式典を、両国を結ぶ連絡橋「コーズウェイ」で行った。
式典では両国からそれぞれ担当相、シンガポールのオン・イエクン運輸相、マレーシアのウィー・カーシオン運輸相が合意書に署名、リ―・シェンロン、ムヒディンの両首相が立ち会った。
同プロジェクトは2019年4月、マレーシア政府の要請により一時中断することで両国が合意していた。同プロジェクトの中断により、RTSの開通は当初予定していた2024年末から2026年末に再設定された。