日本で働く外国人労働者、初の100万人超え 留学生ら

日本で働く外国人労働者、初の100万人超え 留学生ら

厚生労働省のまとめによると、2016年10月末時点で日本で働く外国人労働者は前年比19.4%増の108万3769人となり、100万人を超えたことが分かった。公表を始めた2008年以降初めて100万人を超え、国内雇用者の2%弱を占めた。製造業で働く留学生の増加が目立ち、国内の人手不足を補う人材として存在感が高まっている。
在留資格別にみると、最多は日本人と結婚したり永住権を持つ「身分に基づく在留資格」で約41万3000人、次いで留学生など「資格外活動」が約24万人、「外国人技能実習生」が約21万1000人、研究者や会計の専門家など「専門的・技術的分野の在留資格」が約20万1000人だった。