インド携帯基地局のエネルギー効率化の実証事業完了
NEC(本社:東京都港区)はインド国内で実施していた、再生可能エネルギー(太陽光発電システム、以下PV)とリチウムイオン蓄電システム(以下、LiB)を再生するエネルギーマネジメント技術を、電力事情の不安定な携帯電話基地局に導入し、ディーゼル発電機の燃料消費を削減する2年間にわたる実証事業を完了した。
同事業は、NECが経済産業省およびNEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)の、日本が有するエネルギーマネジメントシステム(以下、EMS)に関する技術を導入したインドにおける「携帯電話基地局エネルギーマネジメント実証事業」。
インド各地の計62カ所の携帯電話基地局で実施し、EMSを20カ所に導入、また基地局シェルターの屋根および外壁に高日照反射率光触媒塗装を48カ所(一部重複する基地局含む)で行った。
この結果、83%のディーゼル燃料の消費量削減、60%のCO2排出量削減をそれぞれ達成した。今後は得られた成果をインド国内に広く普及させ、省エネルギーおよび環境負荷の低減に貢献する。
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