三菱商事 バングラの浮体式LNG受入基地事業に参画

三菱商事 バングラの浮体式LNG受入基地事業に参画

三菱商事は8月17日、Summit LNG Terminal Co.(Pvt)Limited(以下、SLNG社)の25%の株式を取得し、バングラデシュでの浮体式貯蔵気化設備(以下、FSRU)を利用した液化天然ガス(以下、LNG)受入基地事業に参画すると発表した。同国でのFSRUを利用したLNG受入基地事業として、日本企業が参画する初の事業となる。
この事業はSLNG社がバングラデシュチッタゴン管区コックスバザール県モヘシュカリ島6㌔㍍の沖合にFSRUを設置し、国営石油エネルギー会社Petrobangla社が調達したLNGを受け入れ、ガス化サービスを提供するもの。基地の建設作業は2017年末から開始されており、2019年3月ごろの操業開始を見込んでいる。年間350万㌧規模のLNGを受け入れる計画。