アジアで飢えに苦しむ人2017年で4.8億人 FAOが報告書

アジアで飢えに苦しむ人2017年で4.8億人 FAOが報告書

国連食糧農業機関(FAO)などはこのほど、世界の食糧事情をまとめた報告書をまとめ発表した。これによると、2017年にアジア・太平洋地域で飢えに苦しむ人は約4億8600万人に上り、全世界の約6割を占めるとしている。同地域はGDP成長率で高い国が多い一方、陰の部分として貧困や格差が拡大し、多くの国で国民全体の生活水準の向上を念頭に置いた「食糧不足などの問題への取り組みが遅れている」と分析している。