愛媛大が世界初 ヒトのたんぱく質のほぼすべての人工合成に成功

愛媛大学は8月29日、ヒトの生命活動に関わる主なたんぱく質のほぼすべて2万4,000種類余りを人工的に合成することに世界で初めて成功したと発表した。病気の予防や新たな治療薬の開発などに応用が期待できると期待されている。この研究を担ったのは同大学の「プロテオサイエンスセンター」で、小麦の胚芽と呼ばれる部分から作った特殊な反応液を使用した。