ブラジルのエンブラエル「空飛ぶ車」受注800機 26年離陸へ

ブラジルの旅客機大手エンブラエルが「空飛ぶ車」、電動垂直離着陸機(eVTOL)の受注を増やしている。2026年の商用化に向け開発中で、同社によると国内外からの受注が約800機に達した。11月には飛行ルートの実証実験も始めた。富裕層の移動手段として一般的なヘリコプターの代替需要をにらみ、欧州などの競合企業との受注競争を優位に進めたい考えだ。日本経済新聞が報じた。