23年工作機械受注3年ぶり減少予測 投資減退リスクで

日本工作機械工業会は1月11日、2022年の工作機械受注が前年比で9%減の1兆6,000億円になるとの見通しを示した。受注額の前年比での減少予測は、新型コロナウイルス禍で落ち込んだ2020年以来3年ぶり。世界的な利上げの動きなどで企業の設備投資意欲が減退する可能性があるため。工作機械受注は数カ月先の景気動向を示す先行指標ともいわれている。