4月 求人倍率1.26倍に低下 失業率は2.6%で横ばい

厚生労働省が5月31日発表した4月の有効求人倍率(季節調整値)は1.26倍で、前月比0.02ポイント低下した。賃上げへの期待から新規の求職件数は増えたが、いぜんとして収まらない物価高や円安の影響で求人を控える動きが目立った。一方、総務省が同日発表した4月の完全失業率は2.6%で前月の横ばいだった。