「ドクターイエロー」27年引退へ 新幹線の検査専用車両

JR東海およびJR西日本は6月13日、新幹線の検査専用車両「ドクターイエロー」の検測走行を2025年から2027年をめどに終了すると発表した。老朽化などが理由。JR東海は2025年1月末をもって、JR西日本は2027年をめどにそれぞれ引退する。
ドクターイエローは東海道・山陽新幹線の線路を営業車両と同じ速度や条件で走行しながら、線路に歪みがないか、架線の摩耗、設備に異常がないかなどを検査する車両。車体が鮮やかな黄色のため、その愛称で親しまれている。現在、JR東海、JR西日本が1編成ずつ保有している。