日立造船 株主総会で「カナデビア」への社名変更を承認

日立造船は6月20日、大阪市内で株主総会を開き、社名を「カナデビア」とする定款変更議案が株主の90%以上の賛成で可決された。10月1日に社名変更する。
日立造船は1881年に大阪鉄工所として創業。1943年に現社名となった。ただ戦後の財閥解体で日立製作所の系列から外れており、資本関係はない。祖業の造船事業も2002年に分離している。現在、同社は国内外のごみ焼却発電施設の建設・運営などを主幹事業としており、社名が会社の実態と合わない状況が続いていた。