DIC, ユニチカ 次世代通信機器低誘電材のPPSフィルム開発

DIC(本社:東京都中央区)とユニチカ(本社:大阪市中央区)は10月10日、高周波領域で伝送損失を低く抑える特殊PPS(ポリフェニレンサルファイド)フィルムを開発したと発表した。このPPSフィルムはスマートフォンや小型電子機器などに使用される高周波対応のプリント配線板に求められる伝送損失を低く抑える(低誘電)素材。DIC独自のPPS重合・コンパウンド技術と、ユニチカが保有するフィルム化技術を融合することで生み出された。