米モデルナ 日本でコロナ・インフル混合ワクチンも生産へ

米国の製薬大手モデルナのステファン・バンセルCEO(最高経営責任者)は10月17日、神奈川県藤沢市の湘南ヘルスイノベーションパーク(所在地:湘南アイパーク)で記者会見し、同施設内でメッセンジャーRNA(mRNA)製品を製造することを明らかにした。同社は経済産業省から補助金を受け、湘南アイパーク内で今後、「数年以内に複数のmRNA製品を日本で販売したい」と述べた。同施設ではすでに国内で普及するmRNAの新型コロナワクチンに加え、RSウイルスワクチン、インフルエンザウイルスと新型コロナの混合ワクチンなどの新製品も製造する計画という。