太陽誘電と東北大 早期の社会実装へ燃料電池を共同研究

太陽誘電(本社:東京都中央区)は12月9日、東北大学と共同で燃料電池などの高温エネルギー変換機器の研究を始めたと発表した。水素と酸素で発電し二酸化炭素(CO2)を排出せず、発電効率が高い固体酸化物形燃料電池(SOFC)などが対象。10月1日に共同研究部門をすでに立ち上げており、早期の社会実装に向け、積層セラミックコンデンサー(MLCC)で培った太陽誘電の製造技術と、東北大の解析技術を使い開発スピードを加速する。研究期間は2027年9月までの3年間。