神戸大グループ がん深部の細胞の新たな観察技術を開発

神戸大学大学院などの研究グループは、がんの深い部分にある細胞をリアルタイムで撮影することができる技術を開発したと海外の学術誌に発表した。この技術は、がんの基礎研究や抗がん剤の効果などを調べることに役立つことが期待される。
グループは、直径0.35ミリの光ファイバーを皮膚の上から差し入れ、内視鏡のように内部の細胞を撮影できる技術を開発した。マウスの実験では、抗がん剤の効果を数週間にわたって、繰り返し観察できたという。