JAL4〜9月期 3年ぶりに本業黒字に 旅行需要回復

日本航空(JAL)が11月1日発表した2022年4〜9月期の連結決算(国際会計基準)は、本業の損益が3億8,200万円の黒字(前年同期は1,518億円の赤字)と同期間として3年ぶりに黒字となった。過去2年、新型コロナウイルス禍で激減した旅行・移動需要のもとで大幅な赤字の計上を余儀なくされていたが、政府の入国制限緩和などで旅行需要が回復、貨物輸送も好調を維持した。
2023年3月期について、売上収益を前期比2.1倍の1兆4040億円と、従来予想から140億円引き上げた。国際便の旅客収入が400億円、貨物郵便収入が300億円上振れする見込み。