都立大など 植物由来でリサイクル,強度・伸びに優れたポリエステル 

東京都立大学と大阪産業技術研究所森之宮センターの両研究グループは10月5日、共同で非可食の植物資源から分解・リサイクル可能で、汎用プラスチックより柔軟で強度に優れるバイオベースポリエステルを開発したと発表した。セルロースナノファイバーをはじめとする天然由来の繊維との複合化によるフィルム特性の改良や、高強度化が可能で、サーキュラーエコノミーを指向したプラスチック材料の研究開発における大きなブレークスルーになると期待される。