内閣府が公表した2023年度の上場企業に対するアンケート調査によると、今後2024〜2026年度の3年間に従業員を増やすと回答した企業は75.8%に上った。前年度から2.2ポイント上昇し、遡れる1992年度以降で最高となった。製造業は73.8%で5ポイント上昇し、非製造業は横ばいだった。
業種別にみると、倉庫・運輸関連業、保険業がいずれも100%で最も高かった。以下、証券・商品先物取引業の91.7%、精密機器の89.5%、建設業の86.4%が続いた。
調査は2024年1月、東京証券取引所、名古屋証券取引所に上場する全企業を対象に実施。43.3%にあたる1,439者から回答を得た。