三井住友建設 水循環式バイオトイレ開発 インフラ不要

三井住友建設(本社:東京都中央区)は6月5日、水循環式バイオトイレ「SMilet(スマイレット)(TM)」を開発したと発表した。このトイレは上下水道に接続することなく、水洗トイレとして利用可能で、災害時や上下水インフラが整っていない自然公園、建設現場などにおけるトイレ環境の改善に寄与する。
スマイレットは、水洗トイレと汚水処理槽や貯水槽、蒸発処理槽などで構成したオリジナルの水循環式バイオトイレで、上下水道やバキュームカーによる汲み取りの必要がない。将来的にはインフラの整っていない途上国への普及なども目指し、社会課題解決にも取り組んでいく。