キリンHDのファンケルTOB成立 ビール偏重→健康産業に”舵”

キリンホールディングス(HD)は9月12日、健康食品関連産業に強みを持つファンケルへのTOB(株式公開買い付け)が成立し、同社を年内にも全額出資子会社化すると発表した。これにより、ビール事業偏重型から健康関連産業へ幅を広げる経営に”舵(かじ)”を切ることになる。
キリンHDは、まず2030年までにヘルスサイエンス事業で売上収益3,000億円を目指すとしている。