新車の再生プラ31年に15%以上に目標設定 産官学事業体

自動車製造用の再生プラスチック普及を目指す産官学の共同事業体は3月17日、環境省で会合を開き、初の行動計画を決定した。国内の新車生産に使うプラスチックのうち、再生プラスチックの割合を2031年に15%以上、2036年以降は20%以上とする目標を掲げた。限られた資源を国内で循環させ、経済安全保障の強化につなげたい考え。
欧州連合(EU)は、2031年にも新車生産用のプラスチックの20%以上を再生プラスチックとする規制案を検討している。