AI活用機器 乳がん超音波検査で医師をサポート

慶応大学と民間企業は医師の診断をサポートするため、乳がん超音波検査の際にAI(人工知能)を活用したソフトウエアを開発し、都内の検診施設で導入を始めた。
AIには、乳がん患者のしこりの病変などおよそ5,000例を学習させており、超音波検査で撮影した乳房が画像に映る病変について、AIが精密検査が必要と診断すると、赤色の枠で示すという。
乳がんは日本人女性がかかるがんの中で最も多く、9人に1人がかかるとされているが、全体の生存率は高く、早期の発見が重要となっている。