中国・上海市民政局はこのほど、2020年の介護サービス業の年間目標「2020年養老サービス工作要点」を発表した。これによると、介護サービスの充実を図り、2020年に7,000床の介護用ベッドを増床し、高齢者綜合サービスセンターを50カ所新設する。
また、認知症患者への対応を強化する。上海市は中国でもとくに高齢化が進む地域で、上海市政府によると約20万人の認知症患者がいるとされている。そこで、同計画では2,000床の認知症患者用ベッドを整備するとの目標を打ち出している。さらに地域レベルでの認知症早期診断・処置、支援などの体制を強化するとしている。
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新型コロナ禍による世界経済損失は最大4.1兆ドル ADBが試算
アジア開発銀行(ADB)は4月3日、新型コロナウイルス感染症の世界的な感染拡大が与える世界全体の経済損失を最大4兆1,000億ドルと予測し、世界全体のGDPを最大4.8%押し下げるとの試算を発表した。ADBは3月6日に世界全体の経済損失を最大3,470億ドル、GDP比で最大0.4%と予測した試算を発表していた。わずか1カ月余の間に、猛威を振るう新型コロナの感染拡大により、ケタ違いの大幅な下方修正となった。
大幅な下方修正の要因は、世界各国が出入国規制や都市封鎖(ロックダウン)を断行していることで、世界経済に大きな影響が出ているためとしている。ただ、この試算には緊急医療コストなどの要素は考慮していない。
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インドネシア 20年度から法人税を22%に引き下げ コロナで前倒し
日本貿易振興機構(ジェトロ)によると、インドネシア政府は3月31日、法律代行政令2020年第1号を即日施行し、これまで25%だった法人税を2020年から22%に引き下げた。さらに今後2022年に税率を20%まで引き下げる。
法人税の引き下げを含む税制改革は、第2期ジョコ・ウィドド政権の目玉政策の一つ。原案では2021年から実施される予定だったが、今回の新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い景気減速が見込まれることから1年前倒しして導入されることになった。これにより、日系企業を含む在インドネシア企業には、2020年の課税年度から引き下げ後の法人税が適用される見込み。
また、同政令では従来、国内総生産(GDP)の3%までとしていた年間の政府債務の上限を、最長3年間にわたり緩和することも決めた。これにより、一時的に大規模な予算措置などを可能にする。
中国・武漢の封鎖2カ月半ぶりに解除 外出制限措置は継続
中国湖北省武漢市の封鎖措置が4月8日、2カ月半ぶりに解除された。武漢市では、新型コロナウイルスの感染が急拡大したことを受けて、1月23日にバスや地下鉄などすべての公共交通機関の運行を停止するとともに駅や空港を閉鎖し、都市の封鎖措置が取られていた。鉄道や飛行機の便が再開された。ただ、武漢市内では通勤以外は不要不急の外出をしないよう市民に求めており、外出を制限する措置は完全には解除されていない。
武漢市は新型コロナウイルスの急拡大で一時、”医療崩壊”の状態に陥り、4月7日までに5万人を超える感染者が確認され、2,571人が死亡したと発表されている。なお、武漢の感染者の統計には無症状の感染者は含まれていないほか、感染が確認されないまま死亡した人もいたと指摘されている。