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ミャンマーで10/27 宿泊業「特定技能」初の海外試験

宿泊業技能試験センターによると、宿泊業界への外国人人材の受け入れ拡大に向けた、新たな在留資格「特定技能」の初めての海外試験が10月27日、ミャンマーの最大都市ヤンゴンで行われる。10月7~9日に申し込みを受け付け、250人に達した時点で締め切られる。受験料は3万チャット(約2,090円)。合格発表は11月15日。                  日本国内での宿泊業の特定技能試験は今年4月に東京など全国7会場で初めて実施され、391人が受験し280人が合格している。合格率は71.6%。そして、10月6日に全国8会場で第2回目の試験が実施されている。

東南ア6カ国の化粧品市場18年度は5.4%増の8,820億円

TPCマーケティングリサーチ(本社:大阪市西区)の調査によると、東南アジア6カ国(タイ、インドネシア、マレーシア、ベトナム、シンガポール、ミャンマー)の2018年度の化粧品市場は、前年度比5.4%増の8,820億円となり、この10年で約1.9倍に拡大した。これらの地域は紫外線が強いため、美白ケアや日焼け止めなどが市場をけん引している。中でも美白ケア市場はタイ、インドネシアを中心にL’OrealやUnileverなどの欧米系企業と資生堂、カネボウ化粧品などの日系企業が市場の拡大に寄与している。また、都市部を中心にインターネット通販のニーズが拡大していることも好調推移の一因となっている。

日本 難敵サモアを敗り3連勝 初のベスト8へ前進 ラグビーW杯

ラグビーワールドカップ日本大会で日本は10月5日、第3戦をこれまでの対戦成績4勝11敗の難敵、個々の圧倒的なパワーに勝るサモアと愛知県豊田市の豊田スタジアムで対戦した。前半は日本が先手、先手と攻めながらもリードを広げられず、16対9とわずかなリードで終了。後半に入り徐々にリードを広げたが、後半30分すぎにサモアにトライを決められ再び7点差に詰め寄られた。しかし、苦戦が予想されたスクラム戦でも互角以上の戦いをみせ押し返し、ペナルティキックなどで加点、終了間際に4つ目のトライを奪い、コンバージョンゴールも決まり、38対19でサモアを退けた。この結果、1次リーグ3連勝、ボーナスポイントも含めて勝ち点14とし、グループAの首位に立ち、初めてのベスト8進出へ前進した。日本は13日、グループAの1次リーグの最終戦でスコットランドと横浜国際総合競技場で対戦する。                                                                      グループAは10月5日時点で、ロシアとサモアの1次リーグ敗退が決定。残り3試合(10/9・スコットランドvsロシア、10/12・アイルランドvsサモア、10/13・日本vsスコットランド)となった。勝ち点5のスコットランドが日本戦を含め2試合を残していて、決勝トーナメント進出の可能性がある。客観的にみるとロシアとサモアが”番狂わせ”を演じない限り、最終戦の日本vsスコットランドが決勝トーナメント進出をかけた大一番となりそうだ。

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19年の世界貿易予測1.2%増へ大幅下方修正 WTO

世界貿易機関(WTO)は10月1日、2019年の世界貿易量予測を前年比1.2%増へ大幅に下方修正した。4月に発表した同2.6%増から半分以下の増加にとどまる。2020年も同3.0%増から2.7%増に減速する見通しを示した。原因は米中貿易摩擦で、この激化・長期化により影響が長引く可能性があるとしている。

香港警察 4カ所でデモ隊に実弾6発発砲 逮捕者180人以上

香港警察は10月2日未明、激しさを極めた1日のデモ隊との衝突に絡み、合わせて4カ所で6発の実弾を発砲したと明らかにした。そのうち、1発は18歳の男子高校生にあたり、一時重体に陥ったが、命を取り留めた。残りの5発は威嚇射撃で、けが人は出ていないとしている。また、1日のデモ隊の暴動や違法集会などの疑いで180人以上を逮捕した。

国慶節の大型連休入りで関空に大勢の中国人家族連れが到着

10月1日は中国の建国記念の日にあたる「国慶節」で、7日までの大型連休に入ったのを受けて、関西空港には上海や大連などから大勢の中国人家族を乗せた便が次々と到着し混雑した。大阪出入国在留管理局関西空港支局によると、昨年の国慶節の期間中、関西空港を利用した外国人は15万3,500人余に上ったが、今年は中国と関西を結ぶ新規の路線が就航したことから、昨年を上回る旅行客が訪れると期待を寄せている。

日本の消費税率10/1から10%に引き上げ、初めて軽減税率も導入

日本の消費税率が8%から、10月1日から10%に引き上げられた。ただ、今回は酒類と外食を除く飲食料品の税率を8%に据え置く軽減税率が初めて導入されたほか、中小の店舗でキャッシュレスで決済すると最大5%分がポイントなどで還元される制度も始まった。消費税率の引き上げは5%から8%に引き上げられた平成26年4月以来、5年半ぶり。増税による収入は5兆7,000億円程度になる見込み。

米フォーエバー21が経営破綻 日本など40カ国から撤退へ

米国カリフォルニア州ロサンゼルス本社を置くカジュアル衣料大手のフォーエバー21は9月29日、米連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用を申請して経営破綻した。これにより日本や欧州など約40カ国から撤退し、規模を縮小して事業を続ける。同社は全米と欧州、アジアなどグローバルで約800店舗を構えている。店舗数はほぼ半減する見込み。同社はアマゾンなどネット通販に押されて経営が悪化していた。

介護留学生の最多はベトナム、94%がアルバイト

日本介護福祉士養成施設協会が全国の養成校に在籍する留学生を対象に行ったアンケート調査によると、外国人介護留学生の平均的な暮らしぶりや傾向が明らかになった。国籍別にみると、ベトナムが44.7%で最多。以下、中国(14.9%)、ネパール(12.0%)、フィリピン(7.9%)、インドネシア(5.3%)と続く。養成校の授業料や生活費について(複数回答)は、「自分が奨学金を受けて支払っている」(51.0%)、「自分が支払っている」(49.5%)と回答。また、全体の94.4%がアルバイトをしている。バイト先は「介護施設」が最多で、飲食店やスーパー、コンビニなどで働いている例も多い。                         留学生の約7割が女性で、男性は約3割。84.4%は未婚で、相手が日本以外に住んでいる既婚者は7.9%だった。母国での最終学歴は「大学・大学院」が26.0%、「短大・専門学校」が40.1%、「高校」が32.9%。母国で看護関連の資格を持っている人36.1%。今年度入学した留学生は2,037人。前年度の1,142人からほぼ倍増し、入学者全体に占める割合は過去最高の29.2%となった。こうした傾向は当面続くとみられる。