中国2月の製造業PMI 3カ月連続で下落
中国国家統計局と中国物流購買連合会は2月28日、2月の景況感を示す製造業購買担当者指数(PMI)は50.3だったと発表した。辛うじて景況判断の節目となる50は維持し、これを19カ月連続で上回ったが、前月を1.0ポイント下回り、3カ月連続の下落となった。
春節の消費15.6兆円、観光客3.8億人 中国の商況・観光
中国商務省、国家観光局などはこのほど、今年の春節(旧正月)期間(2月15~21日)の国内の売上状況や観光客の動向をまとめた。これによると、小売業と飲食業の総売上高は前年同期比10.2%増の約9260元(約15兆6000億円)に上った。また、同期間の国内観光客は同12.1%増の延べ3億8600万人だった。
上海証券報の報道によると、この期間の映画の興行収入は前年同期比約6割増の55億元(約930億円)を超え、この期間の興収として過去最高を記録した。このほか、上海観光局によると春節の上海訪問観光客は横ばいの443万人(延べ人数)。広東省観光局によると、同省の観光収入は前年同期比15.4%増の422億9000万元(約7161億1400万円)、同省を訪れた観光客数は同15.3%増の延べ5564万6000人に達し、観光収入、観光客数いずれも過去最高だった。
1月訪日外客数9.0%増の250万2000人 1月の最高更新
日本政府観光局(JNTO)の推計によると、2018年1月の訪日外客数は前年同月比9.0%増の250万2000人で、1月として過去最高を記録した。航空路線の新規就航や増便、クルーズ需要の増加などにより堅調に推移した。ただ、2017年は1月末にあった旧正月(春節)休暇が、今年は2月になったことにより、その影響を受けた中華圏の国や地域などでは訪日客数が伸び悩んだ。
市場別では韓国、豪州が単月として過去最高を記録。旧正月休暇の日程変動の影響を受け、前年同月を下回った台湾、香港、マレーシア、それにカナダ、英国の5市場を覗き13市場が1月として過去最高となった。
増え続ける日本の国土面積 17年は東京ドーム49個分増に
国土地理院がまとめた2017年10月1日現在の日本の国土面積は37万7973.89平方㌔㍍だった。前年の2016年は37万7971.57平方㌔㍍だったから、2.32平方㌔㍍増えたことになる。東京ドームおよそ49個分に相当する。
国土地理院によると、この要因は東京都小笠原村西之島の噴火活動による西之島新島の誕生や埋め立てなどによるものという。
日本の国土面積は1953年に奄美諸島が、1972年に沖縄(琉球諸島および大東諸島)が加えられ、測定による微修正で多少の増減はあるが、干拓や埋め立てなどの結果、戦後ほぼ右肩上がりで増え続けてきている。
衣料品メーカー300社参加の新通販サイト2/15始動
デパートを主な販路としてきた日本の衣料品メーカーおよそ300社が参加したネット通販のサイトが2月15日スタートした。この新しい通販サイトは、岡山市の衣料品メーカーで、若い世代に人気のあるストライプインターナショナルと、通信大手のソフトバンクが共同で運営する。
このサイトには三陽商会やレナウンをはじめ、デパートを主な販路としてきた衣料品メーカー289社が出品し、30代から40代の女性を主なターゲットにした商品を扱う。利用者は1回につき3着まで試着ができるほか、スタイリストがネットを通じてコーディネートの相談に有料でのるサービスもある。
国内の衣料品市場は縮小が続いているが、ネット通販に限ると2016年の市場規模は1兆5297億円で前年比およそ11%増えている。