日本の官民がベトナムにスマートタウン建設 23年までに完成
日本の官民がベトナムで最先端技術をを結集したスマートタウンを建設する。自動運転やITを活用し省エネルギーシステムを備えた街づくりで、2023年までに完成させる。
このプロジェクトには住友商事、三菱重工業など20社以上と経済産業省が参画する。大気汚染や交通渋滞に悩むアジア各国に新たな都市のモデルを示す。日本経済新聞が報じた。
韓国・平昌冬季五輪開幕 最多の92カ国・地域、2900人超参加
冬季五輪史上最多の92カ国・地域、2900人を超える選手が参加する韓国・平昌五輪が2月9日、開幕した。開会式の最後に韓国・北朝鮮合同の選手団が登場。国旗ではなく、朝鮮半島が描かれた旗を掲げ更新した。注目された最終聖火ランナーはフィギュアスケート女子の2010年バンクーバー五輪金メダリストのキム・ヨナさんだった。
日本選手団は62番目に登場。旗手を務めた葛西紀明選手(45)を先頭に、スキージャンプ女子の高梨沙羅選手(21)ら選手・役員計97人が行進した。すでに昨日から一部の種目で競技が始まっており、日本勢はスピードスケート女子で主将の小平奈緒選手(31)はじめ、冬季五輪史上最多の124人の選手たちがこれから熱い闘いを繰り広げる。
ASEAN6カ国の17年自動車生産は微増の404万7000台
ASEAN(東南アジア諸国連合)6カ国の自動車連盟(AAF)がまとめた2017年の域内自動車生産台数は、前年比0.6%増の404万7196台だった。合わせて約80%を占める主要2カ国が2~3%増となったが、3位のマレーシアが8.4%減となったほか、4位のベトナムは17.0%減少した。
国別生産台数は次の通り。タイ198万8823台(前年比2.3%増)、インドネシア121万6615台(同3.3%増)、マレーシア49万9639台(同8.4%減)、ベトナム19万5937台(同17.0%減)、フィリピン14万1252台(同20.9%増)、ミャンマー4930台(同328.0%増)。
タイ国際航空 成田・中部-バンコク路線で増便
タイ国際航空はこのほど、夏ダイヤ(3月25日~10月27日)の運航計画を発表した。これによると、成田-バンコク線、中部空港(セントレア)-バンコク線で増便となる。
成田-バンコク線は現在1日3便運航しているが、3月25日から1便増便され4便となる。タイ国際航空は羽田-バンコクも1日2便運航しており、合わせると1日6便体制となる。
成田-バンコク線の増便分の基材はエアバスA330-300型機で、ロイヤルシルククラス36席、エコノミークラス263席の計299席。
中部空港-バンコク線は7月から、中部発深夜便とバンコク発午前便を週5便から毎日1便(週7便)に増便される。増便の使用機材はボーイング787-8型機。
台湾・大地震 被災建物は活断層の近くに集中
日本時間の2月7日未明、台湾東部で発生したマグニチュード6.4の地震で、震源に近い花蓮市を中心にホテルやビルなどが倒壊したり傾いたりして、これまでに7人の死亡が確認され、日本人9人を含む260人がけがしたと伝えられている。傾いた建物には消息が確認できない多くの人が閉じ込められているみられ、犠牲者は増えるとみられる。
今回の地震の被害について、複数の現地メディアは専門家の話として、「花蓮市中心部には過去数十年間に複数回、大規模な地震を引き起こした活断層がある」とし、被災建物がいずれもこの活断層の近くに集中していたことが被害を大きくしたとみている。
さらに、大きく壊れたホテルやビルは、いずれも低層階部分が飲食店や駐車場になっていて、建物を支える柱や壁が少なく構造的に地震に弱かったことが被害を拡大させたのではないかと指摘している。